未来の空間に杭を打つ

つれずれなるままの日常と妄想

職業としての小説家  村上春樹さん

村上春樹さんが、自分の小説家としての出発

 

資質、執筆の姿勢などを書いたファンとしてはうれしい一冊

 

 

特に野球場で起きたエピファニー(ある日突然目の前に何かがサッと現れて、それによって物事の様相が一変してしまう事)

 

ひらひらと空から落ちてきた

 

「そうだ、僕にも小説が書けるかもしてない」

 

という思い、感覚に村上春樹ファンとして喜びを覚えます

 

 

だからこそ今、村上春樹の面白い小説が読めるのだと

 

 

 

そして、自分の得意とする小説のジャンルを長編小説と決めてチャレンジしていった事

 

また、その長編小説を書いている時は、他の仕事を入れない事とか

 

長編を書く時に開く頭の中のキャビネットの事

 

 

長く小説家としてやっていくための時間の使い方

 

体力づくりの事

 

 

これらの村上春樹流の仕事の仕方が、仕事の選び方が村上さん自身にあっていたと言うのは

 

数々の独特な、面白い長編小説を生み出されていることで証明されていると思います

 

それに、その過程が書かれたこの本もとても貴重な記録だという事も

 

 

まだ、これからも村上作品が読める!

 

それは大きな喜びです