未来の空間に杭を打つ

つれずれなるままの日常と妄想

出会い

出会いと言っても本の話だが

 

好きな本に出会うにもその時々の不思議な偶然があり

 

本の中でその著者と出会うのもまた偶然の重なりの結果である

 

最近、好きな作家がまた増えた

 

本屋で文庫本を選んでいた私の目に

 

著者サイン本

 

という文字が飛び込んできた。知らない名前の著者だった。でも、サイン本、興味をそそる、おまけにビニールでおおわれていてちらりとも読めない、サインも見られない

 

本の題名をみたら『本の読み方』、日頃から本は手ばなせない私にぴったりの本と思ってレジへ

 

とても共感した!文書も読みやすい。そういえば、本屋ではこの著者の小説の文庫も一緒に並べられていたぞ!と思って、また翌日本屋へ

 

『マチネの終わりに』を買って

 

感動

 

すっかりファンになっていた

 

平野啓一郎さん

 

著者に出会った気持ちになった。とにかく次の本が読みたい、面白い小説を書く小説家だと認識したのだ

 

好きな著者の好きな本、友人のおすすめ、本屋のポップ、本に出会うにも色々なケースがあるのだが

 

サインにつられてというは初めてだった

 

そういえば、好きな作家を褒めてくれたお礼を言いたくてサイン会に行った事もあったか、、、

 

羽田圭介さん

 

その時買った本で彼もお気に入りの作家になった

 

本との出会い、その著者との出会いはいつも偶然が連れてくる

 

本好きはその出会いを待ちわびている

 

共感と感動をくれる人との出会いを待っているのだ