未来の空間に杭を打つ

つれずれなるままの日常と妄想

Narrativeと心象スケッチ

NEWSの最新アルバムSTORYが発売して、手に入れ一番に聞いたのは、加藤シゲアキのNarrativeです。

 

シゲ担ですから当然です。加藤シゲアキの新しい世界観を待ち望んでいましたから!先駆けて、シゲ自身から『MAXシゲシゲしい!期待しないで!』というお言葉がありましたから、そりぁもう、期待するしかありません!

 

そして聞いたNarrative1発目!

 

頭がクラクラと…

 

いや、難解だから(難解でもあるんですが)ではなく、音がヤバイ!まず音です!

 

聴き始めていきなり瞑想に入ったような…いや、浮遊感半端ない!足元から浮かんでいく感覚を覚えて呆然としてしまいました。

 

たしか、今回はシゲは編曲にも携わっていて、音も一つづつ拘ったと言ってたはず、凄い!シゲちゃん!瞑想音楽作りましたか?それが最初の感想でした。

 

そのあと、20回程聴いて、やっと地に足がついてきて詩が耳に入ってくるようになりまして、やっと、やっと、この曲の詩が難解なのに気がつきましたとさ

 

でも、この感覚はなんだか覚えているぞ!と思ってから2日ほどして思い出しました!

 

あ!この感じ!これは心象スケッチでは?と閃きました!

 

心象スケッチとは、宮沢賢治の詩を表す表現で、心の現象を風景として描いている。そして、単に心のうちを描くというだけではなく、その事が宇宙や無限のものにつながっているもの、、、

 

宮沢賢治は、心象スケッチを普遍的なものをスケッチしていると思っていたわけですが

 

シゲちゃんの詩は、宮沢賢治の心象スケッチのように、心を描き、心から離れ、俯瞰して、時間軸を超えている 4次元!詩だけを音楽から分離させても1人歩きをしてしまう、そんな詩ではないでしょうか

 

いつも、加藤シゲアキは凄い!と思っている私でしたが、今回も驚きと尊敬を覚えて妙にしん…とした気持ちになりました。

 

『世界』から1年、また一段と高い境地からのメッセージNarrative!歌詞に禅問答という言葉も入っていますが、なんだかお経的に聞こえる所もあって面白い歌です。

 

いつか、文学評論家によって、加藤シゲアキのソロ曲の研究がなされる日がくるんだから…と思ったのですが、とてもそれまで待てないので

 

自分で解釈と感想を書きとめておく事にしました。()内は、私の勝手な解釈です。

 

Narrative 加藤シゲアキ

 

白雪の上 羽ばたく残像

(真っ白な紙、もしくはパソコン画面の上に印象だけが持ち上がり消えていく)

 

ヤドリギの夢 どこまでも遠く

ヤドリギの夢は、夢占いだと忍耐のいる仕事だそうです。それが、どこまでも続くと)

 

願いを網膜に刻んでいく 呼吸の線

(目の奥に見たものの風景を思い描いている、呼吸の音も聞こえる)

 

光の輪郭をなぞる 夜空の色を教えてくれよLORD

(夜空のような暗闇から、ひかりの道を見つけていく)

 

漂う砂 払い集めて

(材料を空間から拾い集めて)

結ぶ針 紡いでいく

(縫い合わせていく)

滴る音 インクのカラー

(インクの滴る音、カラーも印象的に感じている様子)

舞い踊るletter

(舞い踊る、この場合は多分手紙ではなく文字)

 

 

委ねた隙間に 生まれたSTORY

(文字を紡いだ空間に生まれた物語、多分STORYにかけてありますよね?シゲちゃんなら)

不意に閃き 突然変異に恋し

(ようやく起き上がってきた物語に、なにか閃いたのでしょう、走り出す予感を感じています)

「あなたの風になりたい」

(このフレーズは、できることならスティードでの加藤シゲアキ的感想に似ています。風のようなエッセイと言っていますよね?、読む人の心を動かす風になりたい!というのがシゲちゃんの書く事に対する思いなのかもしれません)

予定調和じゃ wack

(予定調和じゃ、いけてないとか、ダサイとか)

like デウス エクス マキナ

デウス エクス マキナは演出方法の一つで、どんでん返しとか、それが気にいっているのかな?)

yea ima liar

(さよう、私は嘘つき)

(ここ、よくわかりません💦誰か直してー!)

where is sense of wonder?

(不思議な感動や感覚はどこ?)

(ここもあやふや!誰か教えてー!英語苦手ー!)

奏でる熱狂 列島絶叫 反動禅問答

(もはや、叫びでこれは解釈不可能です!でも、反動禅問答というのがとても気になる!熱狂的に書いていく中で、禅問答のような問いを自分にして、自分で答えているのかな?早くライナーノーツが読みたい!)

 

重ねた日々がほら 明かりともしていく

(小説を書いていくと、日を追ってその道筋が見えてくる)

施す手を痛めても めくるめく運命

(施す手というのがなんなのかわからないですが、シゲちゃんが、自分が書く人だと自覚している事を感じさせる一文ですね、何かを失わなければ小説は書けないと思います)

 

白雪の上 羽ばたく残像

降り積もる黒滲む 混ざり合うライン

(降り積もるは黒はきっと文字ですね、物語がだいぶ出来上がってきて、混ざり合うラインは伏線かな?仕込みも終わったと)

 

持て余す衝動 語り尽くせる者

(これはシゲちゃんの憧れなのでは?衝動としてわき出てきたものをを全て語り尽くしたい)

その目で見たものをひたすら解き放て

(これはそのまま、見たものと言うよりはシゲちゃんが、イメージで見たものなのでは?と思うけれどそれを物語の中に解き放ちたい)

未完成の声届けて ページを、開いてゆく

(創作者というのは案外これで完成した!という感覚が分からなくて、いつもこれでいいのかな?ここで終わりでいいのか?と模索しているからこういう表現になるのかな?)

 

 

いや、やめときゃよかった💦

わからないところだらけでした!

 

でも、言葉としてわからなくてもイメージとしてなら受け取ったと思っています

 

創作のイメージ!これならばわかった!

わかりやすかったよ!シゲちゃん!

 

あとで、ライナーノーツ読んで愕然としそうだけど、とりあえずスッキリ!

 

シゲアキ先生!今年も素敵な曲をありがとう😊

すごぉーく気に入りました。とくに、「あなたの風になりたい」から、反動禅問答のところまでが大好き!歌えるまで聴き込みたいと思います!

 

何かにつけて、フレーズを使ってしまいそう!😆💚

シゲちゃん!大好きだよー!今日は加藤シゲアキについて禅問答しながら眠ろう(眠れない😆💦)

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます😊