未来の空間に杭を打つ

つれずれなるままの日常と妄想

時間は未来から過去に向かって流れている

そう、<時間は過去から未来に向かって流れている>

という概念がある

 

それを信じていた

 

でも、ある時本で

<時間は未来から過去に向かって流れている>

と書いてあるのを見て衝撃を受けた

 

こちらの方が正しいのではないか

時間と言うのは人生の前から後ろに向かって駆け抜ける

風のようなものではないか

 

人の人生を縦軸にするとしたら

時間は横軸にあたり

その交差するところを

今、と言うのではないか

 

もしそうなら

人生を過去を見ながら歩いて行くのは

なんだかナンセンス

 

未来の方向を見て

自分の向かって吹いてくる未来という風を

イメージしてデザインしたほうがだんぜん楽しい

 

そして未来の空間に杭を打ち

その未来を引き寄せるのだ